Rioja Crianza 2004
2005年の6月に飲んだスペインワイン「Beronia Gran Reserva」
がまた飲みたくなって探したけどどこにもなくって…。
そんな話を旦那さんに言うと、じゃあ今日はスペインワインだな。
と松屋さんで物色、こちらのワインに決めました。
スペインワインのエチケットの見方がいまいちわからないので
調べていたらいろいろ勉強になりました。
この1本の生産地はリオハです。
高級ワイン産地で有名らしく、近年価格がずいぶん上がってきているらしいです。
スペインワインは
Denominacion de Origen Calificada (DOC)
Denominacion de Origen (DO)
Vino de la tierra (VT = 地ワイン)
Vino de mesa (VM = テーブルワイン)
Vinos de calidad con indicacion geografica (VCIG)
Vinos de Pagos (VP)
の6つのカテゴリに分かれており、
現在DOをラベルに名乗れるのはスペイン全土に点在する80余りの産地のみ。
そのうち、最高峰のDOCに指定されているのはリオハとカタルーニャだけなんだそうです。
で、熟成年数の格付けは以下の通り
(DO以上のワインはすべて以下の4クラスのいずれかに分類されたうえでラベルに明記されます)
Gran Reserva(グラン・レセルバ)
赤で最低5年、白・ロゼで最低4年の熟成が必要な最高級クラス。優良年のみの仕込み、小樽での熟成といった厳しい付加条件があり、20年〜30年の長期熟成に耐えるツワモノも少なくありません。
Reserva(レセルバ)
赤で最低3年、白・ロゼで最低2年の熟成が条件。Gran Reserva ほどではないにしろ、たっぷりとしたコクがあり、かつ値段はかなり求めやすくなります。
Crianza(クリアンサ)
赤で最低2年、白・ロゼで最低1年の熟成を要します。まったりした味わいはかなり薄まりますが、ほどほどのコクとフレッシュ感があり、初心者にはむしろこのクラスのほうが飲みやすいかも。
Sin Crianza(シン・クリアンサ)
文字通りCrianza なし、つまり樽熟成をしない早期瓶詰めワインのこと。Joven(ホーベン)とも呼ばれ、ラベルには無表示、あるいは“cosecha+収獲年”で記されるケースもあります。
これを覚えておけば目安になります。勉強になった!
この1本はクリアンサなので最低2年の熟成期間があったワイン、という事ですね。
たしかにほどよくフルーティーで、尚且つしっかりとした味わいがあって
食事と一緒に飲むワインとしてはとても優秀でした。
うーん、でもやはり、グラン・レセルバも捨てがたい!(笑)
秋にはぐっと濃厚な赤ワインが飲みたくなります。
探してみよう。